昨秋、愛車ハーレーダビッドソンのスターターギアやその周辺部が過激に吹き飛んだ。ディーラーに連絡して救援隊の出動、即長期修理入院決定する。通常破壊するようなところではなかったことや、車検納車当日の出来事であったことからアメリカ本社がクレーム処理としてくれたことで20万円前後の出費は必要なくなった。国内にもアメリカ本社にも部品のストックがなかったことから部品製造待ちになったことで「半年くらいは戻ってこないのかな」と思っていたが、ひと月余りで退院してきた。
 しかし、手許にバイクがないのは取材活動に支障があると訴えると「代車をご用意しました」といってなんとピカピカの新車をおろしてきたのだった。「え、これ普段に使っていいの?」との問いに「どうぞ、ご自身の車両とお考えいただいていかようにも・・・」と。

 同じハーレーとはいえ、このツアラーは大きくて重い。しかし1日走りまわったら慣れてしまった。翌日からはコンビニへ買い物の下駄代わりにもなった。早速カメラを積み込んで近場のお散歩にでかける。

 20分くらい走ったところにある田んぼの真ん中になぜか新聞社が使っていたと思われる飛行機が2機展示してある。
風見鶏のようにくるくると風上に向かって機首が回るように工夫された台座に乗っている。しかしその機体はすでに朽ち果て翼は歪んでしまっていて哀愁を漂わせている。

 農道にハーレーを進めて、その朽ち果てた機体をまぢかにすると・・・
その脚はしっかり台座に固定されているのにもかかわらず今にも飛び立つぞという感じの「気迫」を感じさせたのだった。

 もう二度と大空に飛び立つことはないのに、そんなことにはかけらも気づきもせず

「さ、僕はいつでもとべるよ!」といっているかのようだ。

Canon EOS-IXE SIGMA 12mm - 24mm f5.6
Fujicolor nexia 400 (APS)
「意志、朽ち果てず」
「狼をまっている」  「意志、朽ち果てず」  「Step by step」  「だれもいない」  「雲と海」  「時間がそよぐ」  「静寂のいとなみ」   

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